本作は2001年から2003年に東京・下北沢トリウッドで上映された連続ドラマ「演じ屋」と、2019年に公開された映画「演じ屋 reDESIGN」に続く新作。結婚式前日、痴漢の冤罪で仕事も婚約者も失ったトモキは死を決意し、ビルの屋上から飛び降りようとする。その瞬間、彼は悲鳴を上げながら逃げてくる女性を目撃。女性は刃物を持った男に襲われ、トモキまでも刺されてしまう。だがそれらはすべて演出であり、“演じ屋”のアイカとその依頼主による演技だった。アイカから演じ屋という職業の存在を聞かされたトモキは、自分を痴漢の冤罪に追い込んだ犯人たちへの復讐を決意し、彼女を雇うことにする。